タカハシカオリ 展「ぼくのおとうさんのはなし」2014年3月28日(金) - 2013年4月9日(水)

 

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gallery near【開催中の展示】gallery near selection 2014年9月22日(月) - 9月30日(火)gallery near 【 取り扱い作品 】


Press release

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タカハシカオリ 展「ぼくのおとうさんのはなし」

期間:2014年3月28日(金) - 2014年4月9日(水) *4月3日(木)は休廊
開廊時間:12:00-22:00(最終日は17時まで)
会場:gallery near

ワークショップ「粘土でフィギュアをつくろう」
3月29日(土)・30日(日) 15:00〜19:00

詳細はこちら→

2014年3月28日(金)から4月9日(水)までの12日間、gallery nearにて、タカハシカオリ 展「ぼくのおとうさんのはなし」を開催いたします。
タカハシは、武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒業後、フィギュアイラストレーターのデハラユキノリ氏に師事し、現在、フィギュア作家・イラストレーターとして東京を拠点に活動しております。2008年にはフィギュア作品の写真集「ボクノトモダチ KOENJI ANIMAL STREET」
(カゼット出版刊)を出版、2010年~11年の2年間にはビジネス雑誌表紙のフィギュア制作、その他雑誌や書籍の装丁、CDジャケット、MVといった仕事を手がけるなど、幅広い分野で活躍しております。また、昨夏に行われたアートと音楽の融合イベント「SNIFF OUT 2013」では、準大賞・オーディエンス賞の2つの賞を受賞し、一般鑑賞者からの絶大なる支持に加え、美術関係者からも高評価を得るなど、特定の層だけでなく幅広い層から注目を集めました。今後益々の活躍が期待される作家の一人であります。

タカハシは、石こう粘土を用いて人物や動物を成形、アクリルガッシュ、ニスで塗装しフィギュアを完成させます。それらを「日常に近くあること」をテーマに作られる独自のエピソードの中でキャラクター化させ、1シーン毎に制作したものを写真に収めていき、物語を完成させます。「たたずまい」を重視し成形されるフィギュア達は、それぞれのキャラクターがもつ性格や心の機微が伝わるよう細部にまで神経が配られ、どのエピソード、シーンにおいてもキャラクターの個性が存分に発揮されております。更に、写真撮影にあたり「現実の背景とフィギュアの馴染ませ方」に特に配慮される事により、人間として実存しているようにさえ錯覚してしまうほど、造形物としてのフィギュアが現実世界の中で生活しているかのように活き活きとした表情、しぐさを見せ始めます。タカハシは、自らが「アニマルシリーズ」と呼ぶ、頭部が動物で胴体が人間のフィギュアシリーズを2007年から制作しており、ブルドッグ顔の主人公の日常を主軸とした物語をメインのシリーズとして展開しております。タカハシが生み出す物語の背景には我々日本人の生活があり、現代を生きる多くの日本人が経験する、人生においての岐路や葛藤、人間模様など、出生から親になり、またその子供に受け継がれていく様を描き、どの年代の鑑賞者においても、共感や懐古できるエピソードを紡ぎます。人間ドラマを描きながらも、頭部が動物であるが故に、そのギャップにユーモラスさを感じると共に、鑑賞者それぞれの身近な周囲で巻き起こっている人間模様を見るかのように、エピソードの中で右往左往するそれぞれのキャラクターに感情移入してしまうのであります。タカハシが表現するハイセンスでクオリティの高いエンターテイメント性を内包した表現は、フィギュアのたたずまいやシルエットに見られるファッション性と何気ない日常を巧みに切り取る視点により、まるでテレビドラマや舞台を見ているかのような感動や高揚感をも与えてくれるのであります。

本展は「ぼくのおとうさんのはなし」と題され、関西圏では初の個展となり、前述したメインのシリーズの新作をはじめ、過去のエピソードのアーカイブ展示を交えて構成されます。(会期中の3/29(土)・30(日)には同会場にてフィギュアをつくるワークショップが開催され、タカハシのフィギュア制作における一端に触れることが出来ます。※詳細はこちらをご覧くださいませ。→ )
タカハシは、社会生活における人間関係の中で、他者との間にどれだけの相互理解が生まれているのかを問います。そんな曖昧な関係性に我々は一喜一憂しながら人生を送っており、タカハシもまたそんな不確実な関係性を「もう一つの日常」として物語を表現しているのであります。タカハシにとっての「もう一つの日常」は、同時に我々にとっての「もう一つの日常」であるとも言え、物語の主人公や周囲のキャラクターに自身を照らし合わせ鑑賞することで、現代における対人との関係を再考させてくれるのであります。

本展をぜひ、ご高覧くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。

gallery near 延近 謙


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友だち集合写真 / <タカハシの結婚>より
写真 / サイズ可変
フィギュア素材 / 石こう粘土・アクリルガッシュ・ニス・針金・麻紐
2011

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キス / <ミゾグチ、17歳の恋>より
写真 / サイズ可変
フィギュア素材 / 石こう粘土・アクリルガッシュ・ニス・針金・麻紐
2010

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初対面 / <生まれた>より
写真 / サイズ可変
フィギュア素材 / 石こう粘土・アクリルガッシュ・ニス・針金・麻紐
2013

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お父さんとお風呂 / <ケンへ / 父より>より
写真 / サイズ可変
フィギュア素材 / 石こう粘土・アクリルガッシュ・ニス・針金・麻紐
2009


■ ARTIST STATEMENT ■

一人と一人が向き合うとき、どれだけ相手のことを知り、相手に本心を語っているのか。
全てを理解できることは、ほど遠い理想である。
その関係性が、幾数多とこの世界には存在している。
目に見えない関係性に、一喜一憂しながら生きている。

私はその不確かさを、自分の一つの世界として表現すべく、フィギュアをつくり、
写真に納め、1シーン1シーンを制作している。
一つのキャラクターにおける心の機微、表情や佇まい、人となり。
そして、周りを囲むキャラクターたちと共有する時間や関係性。
それらを軸として、私の中の「もう一つの日常」をつくっている。


■ PROFILE ■

タカハシ カオリ| TAKAHASHI Kaori

1983年 東京都生まれ。
2006年 武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒業。
卒業後、フィギュアイラストレーター・デハラユキノリ氏に師事。
現在、作家・イラストレーターとして、東京を拠点に活動中。

2008年 「ボクノトモダチ KOENJI ANIMAL STREET」(カゼット出版刊)を出版。
2010年~2011年の二年間、「日経ビジネスAssocie」(日経BP社刊)の表紙のフィギュア制作を担当。
雑誌や装丁、CDジャケット、MVなど、フィギュア制作を手がける。
不定期でフィギュアをつくるワークショップを開催している。


【 主な個展 】

2011 「タカハシの結婚」(LOGOS GALLARY/東京)
2010 「ミゾグチ、17歳の恋」(YASUDA ART LINK/東京)
     「ハタラクタカハシ」(YASUDA ART LINK/東京)
2009 「ホネサピエンス」(ROCKET/東京)
2008 「僕のあゆみ-全ては2人の愛の営みから始まった-」(GALLERY R/東京)
2007 「コウエンジアニマルストリート」(Galerie Juillet/東京)

【 主なグループ展 】

2013 「四つ窓展」(HIGURE 17-15 cas contemporary art studio/東京)
2009 「あのこ(ろ)のおもいで」(YASUDA ART LINK/東京)
2007 「すもび展」(Galerie Juillet/東京)
2006 「ART CROSS PROJECT 2006 (Pepper's Artist Items Shop)」(Pepper's Gallery/東京)
    「アオキタカハシナカジマ展」(Galerie Juillet/東京)

【 受賞 】

2013 「SNIFF OUT 2013」 準大賞・オーディエンス賞
2006 「武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科 卒業研究・卒業制作」 優秀賞
2005 「UNIQLO CREATIVE AWARD 2005」 トップセレクション



ワークショップ

会期中、作家 タカハシカオリによるフィギュアを作るワークショップを開催致します☆ぜひ奮ってご参加ください!
過去のワークショップの様子はこちら→

日時:3月29日(土)<スタンダードポーズ> 15:00~19:00 定員に達しました!ありがとうございます!
   3月30日(日)<テーマあり/当日発表> 15:00~19:00 定員に達しました!ありがとうございます!
募集人数:各日5名様
参加費:4,000円+1ドリンクオーダー制+ワークショップ終了後(19:00~)に一緒にご飯を食べましょう!

【お申込み方法】
メールの件名に「ワークショップ参加希望」、本文に、
■お名前
■ご住所
■連絡先
■参加ご希望の日にち
■参加希望人数(※1お申込みにつき、ご同伴者は一名様まで。ご同伴者のお名前もお書き添え下さい。)
を明記の上、下記アドレスまでお送りください。(個人情報は厳守いたします。)お問い合わせも、同アドレスにお願いいたします。
info@takahashikaori.net

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