オガサワラミチ 展「回帰線」2012年9月14日(金) - 2012年9月26日(水)

 

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gallery near【開催中の展示】gallery near selection 2014年9月22日(月) - 9月30日(火)gallery near 【 取り扱い作品 】


Press release

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オガサワラミチ 展 「回帰線」

期間:2012年9月14日(金) - 2012年9月26日(水) *9月20日(木)は休廊
開廊時間:12:00-22:00(最終日は17時まで)
会場:gallery near


2012年9月14日(金)から9月26日(水)までの12日間、gallery nearにて、オガサワラミチ展「回帰線」を開催いたします。 2004年より、京都を中心に毎年のペースで勢力的に個展を開催し、女の子やキノコといったモチーフを、ドローイングやコラージュで表現し、少し毒気がありつつもファッショナブルな作風で、その知名度を着実に上げてまいりました。

オガサワラミチは、主に鉛筆やペンを用い、下書きや修正を一切せず、1枚の作品を完成させます。初めのひと筆を画面に落とした瞬間から、その永遠にも思える「線」の集合は、彼女の感情にのみ委ねられ、彼女自身にもその終焉が見えないまま、増殖を繰り返していきます。一度生まれたネガティブな感情(表には出せない感情)が、じわじわと心を支配していくように、無意識に描かれる「線」もまた、画面をゆっくりと浸食していきます。

オガサワラミチは、現代社会における漠然とした不安、焦燥感から生まれるネガティブな感情を「線」に託し、画面にぶつけることで、自己を保つかの如く、行き場のない感情をコントロールしているようにも見えます。作品は、一見、複雑に絡み合いドロドロした妖しさを醸しつつも、どこかポップさも感じられ、いつしかその「線=感情」の反復に魅き込まれていきます。
同世代から下の世代(特に同姓)に高く支持され、多くの共感を得ているのも、オガサワラが描く「線」と同世代が抱える「感情」がシンクロしているからではないでしょうか。

「回帰線」と題された本展では、2012年に制作された新作のみを展示いたします。原点に回帰することで対峙するべき事象を明確にし、表現された作品達は、オガサワラミチの作家としてのスタイルを確立し、今までのオガサワラ作品からは、まさに”一線”を画す作品が展示されます。
作家としての将来を見据え、自らが生み出してきた作品、過去を振り返る事で、辿り着いた自らの原点。それは「線」を描くという行為であり、より鮮明になった、作品を生み出す理由、自身と対峙することで無尽蔵に増殖する「線」は、オガサワラの意思の強さと共に、清々しいまでの妖しさを兼ね備えた強固な作品へと変容を遂げております。

本展開催により、作家として大きく成長したオガサワラミチの約8年に渡るキャリアの集大成。そしてここからはじまる新たなオガサワラミチの世界を存分にご堪能ください。

本展をぜひ、ご高覧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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把握・展開
910×910 mm
木パネル / ペン・鉛筆・色鉛筆・樹脂
2012年

みえるもの-と、きづいたこ.jpg

みえるもの と、きづいたこと
910×910 mm
木パネル / ペン・鉛筆・色鉛筆・樹脂
2012年

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シナプス
651×530 mm
木パネル / 鉛筆・色鉛筆・樹脂
2012年

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埋まれる
728×1030 mm
木パネル / 鉛筆・色鉛筆
2012年


■ ARTIST STATEMENT ■


自分と向き合いながら。今しか描けないものを、描く。
私はいつも、完成形のわからないまま、本能のままに描いている。そのときの感情を線にゆだねている。
もやもやした気持ちや、強い思い、弱いこころ、前向きな感情・・・そして、私を渦巻くよくわからないなにか と、戦いながら。
私は作品を作るとき、下描きは、しない。何度も修正して、きれいに描けた作為的な線は、うそになってしまうから。
取り繕いたくない。勢いがなくなってしまって、線が死んでしまうから。
そのときの、わたしの無意識が伝えたいことを、大切にしている。
描くのは、とても気持ちがよくて、でも、精神力を、すごく使う。とても疲れるけれど、やめることはできない。
私にとって、描く行為は、本当の私を素直に表現できる、唯一の方法だから。


■PROFILE■

オガサワラミチ | michi ogasawara

愛媛生まれ 京都在住 画家
京都精華大学ビジュアルコミュニケーションデザインコース卒業

【 主な個展 】

2011.9 ∞ムゲンダイ (galleryMain / 京都 )
2010.10 幻覚症状 (cafe 'n' bar ハライソ / 京都 )
2010.9 メインディッシュ (galleryMain / 京都 )
2010.8 m's S room(gallery near / 京都 )
2010.2 チョコレート依存症 (Fint,takk! / 京都 )
2009.10 森ガール (gallery near / 京都 )
2009.9 メランコリー (gallery mizuca / 京都 )
2009.3 トリ (cube space club / 東京 )
2008.3 candy maker(gallery mizuca / 京都 )
2007.12 装飾動物 (liberta / 京都 )
2007.7 フルーツパーラー (liberta / 京都 )
2007.2 chocolatier(gallery mizuca / 京都 )
2006.9 オータムイーティングコレクション (liberta / 京都 )
2006.7 シャラの木 (liberta / 京都 )
2005.12 ラグジュアリー (liberta / 京都 )
2005.9 白昼夢 (gallery mizuca / 京都 )
2005.7 夢遊 (liberta / 京都 )
2005.2 コトハジメ (ichi・man・ben / 京都 )
2004.9 装展 (neutron / 京都 )

【 主なグループ展 】

2012.7 gallery near 3 周年企画展「三角関係 -Triangle point-」
2012.6 gallery near 3 周年企画展「Raining floor - 下から降る雨 -」
2012.4 GEISAI #16 2011.12 公開制作展 (gallery near / 京都 )
2011.7 公開制作展 (gallery near / 京都 )
2011.7 near 2nd Anniversary Exhibition「対 -tsui-」(gallery near / 京都 )
2011.4 オガサワラミチ ×cafe dining near「キノコレ -kinoko exhibition-」(gallery near / 京都 )
2010.9 quesorvel sweet room(THC / 東京 )
2005.1 エホンノミライ (neutron / 京都 )
2004.8 エホンノミライ (neutron / 京都 )